「sakiko展へようこそ」
中国のことで気持ちが萎えるときには、昔、読んだ魯迅の「阿Q正伝」を思い出すようにしています。魯迅は戦中、日本の青森の大学に留学していました。大学では、日本陸軍が中国で如何に勝利し活躍しているかを映像で学生に見せていました。その映像には日本軍人が中国人を成敗するというような場面です。魯迅は驚きます。そこに拍手喝采しているのが自分の同胞である中国人なのです。魯迅はこのままでは中国はだめになる
と。魯迅は直ぐに帰国して小説家になっていくのです。
この作品は、2019年6月の作成です。
鳩居堂の2階には、かわいい香炉がいっぱいあります。